大陽日酸JFP三重工場で使用電力全量をCO2フリー電力に切替え

2022年度実績比でCO2発生量を約1,800トン削減。2025年春にはソーラーカーポート設置を計画

 大陽日酸のグループ企業、大陽日酸JFP(本社:神奈川県川崎市、渡邉 忠治 代表取締役社長)は、半導体材料ガスを製造している三重工場(三重県伊賀市)の使用電力全量を2024年5月1日から、中部電力ミライズ株式会社が供給する、CO2フリー電力に切り替える。この切り替えにより、1年間の電力使用量に対するCO2発生量は、2022年度実績比で約1,800トン削減されることになる。

 また、2025年春を目途に三重工場敷地内にソーラーカーポート(太陽光発電設備一体型)を設置する。ソーラーカーポート設置後は、発電した太陽光由来のCO2フリー電力を工場使用電力の一部に利用する。

※発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギー電源(水力、太陽光などに由来するCOフリー価値付きの電気のこと

 大陽日酸グループでは、事業活動全般における環境負荷低減に努めており、事業基盤を担うガス生産工場におけるエネルギー原単位の削減、ガス輸送用タンクローリーの輸送効率化、事業所等における省エネルギーの実現、再生可能エネルギーの利用拡大などを推進している。また、地球環境保全に寄与する製品を開発、市場に提案することで、事業活動を通じた地球環境改善への貢献をめざす。

大陽日酸JFP株式会社 概要

  • 事業内容:容器詰め純ガス、標準ガス、混合ガス、半導体材料ガス、希ガスの製造
  • 設立: 2001年10月25日
  • 資本金:1億円
  • 株主:大陽日酸株式会社(出資比率 100%)