北海道エア・ウォーター・アグリとエア・ウォーター物流、「エコシップマーク」優良事業者に認定
陸上輸送から海上輸送へ切り替え、CO₂排出量を40.5%削減
エア・ウォーターグループの北海道エア・ウォーター・アグリ株式会社(本社:北海道旭川市、農端 洋行 代表取締役社長)とエア・ウォーター物流株式会社(本社:北海道札幌市、佐藤 能衞 代表取締役社長)は、国土交通省や学識経験者などから組織するエコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会において、令和5年度の「エコシップマーク」優良事業者に選ばれた。
北海道エア・ウォーター・アグリは、エア・ウォーター物流と連携し、北海道から関東近郊におけるじゃがいもやかぼちゃなど青果物の輸送に関して、陸上輸送(片道1,258km)から海上輸送(北海道・苫小牧港~茨城・大洗港754km)への切り替えを推進してきた。これにより、全てトラックで輸送した場合と比較して、CO₂排出量を40.5%削減した。
北海道エア・ウォーター・アグリは、「生産者と消費者を幸せに。そしておいしい野菜を全国へ。」というスローガンのもと、青果卸、冷凍・レトルト野菜の製造・販売、アグリサポート(収穫などの農作業代行)の3事業を展開する。
エア・ウォーターグループでは、北海道産を中心とした青果物を全国各地の食品メーカーや量販店に届けるうえで、グループで物流事業を行うエア・ウォーター物流にトレーラー輸送を集約化し、さらなるモーダルシフトを推進することで、大幅なCO₂削減に貢献するとしている。
(参考)「エコシップマーク」認定制度について
一般貨物の輸送に関し、海運事業者、荷主企業等が一体となり、環境負荷が少なく省エネ・CO₂削減に効果のあるフェリー、RORO船、コンテナ船、自動車船の利用を促進することにより、海上貨物輸送への一層のモーダルシフトを図ることを目的に、モーダルシフトを積極的に推進する優良事業者に対しエコシップマークの使用を許可する制度。
エコシップ・モーダルシフト事業実行委員会ウェブサイト
http://www.ecoship.jp/