ニッポンハムグループ、セコマ、エア・ウォーターが店内調理の廃食油活用によるCO₂削減

日本ハム惣菜(株)北海道工場でボイラー燃料として使用、年間約6.5tのCO₂削減

 ニッポンハムグループの日本ハム惣菜株式会社と株式会社セコマ、エア・ウォーターの3社は、SDGs達成への貢献やCO₂排出量削減の取り組みの一環として、セコマが運営するコンビニエンス部門のセイコーマート店舗で回収された廃食油を活用したバイオディーゼル燃料の本格運用を2024年10月から開始した。

店内調理の廃食油活用によるCO₂削減
取り組みイメージ

 この取り組みでは、セイコーマートの店内調理「HOT CHEF」で発生する廃食油を、株式会社白老油脂(セコマグループ)がバイオディーゼル燃料に精製する。これをエア・ウォーター・ライフソリューション株式会社(エア・ウォーターグループ)が重油に10%混合(=B10重油)し、日本ハム惣菜(株)北海道工場のボイラー燃料として使用する。これにより、工場では、重油ボイラーの年間使用量96,000ℓの約1/4をB10重油に置換し、年間約6.5tのCO₂削減を見込む。