大丸エナウィン 2025年3月期第2四半期連結決算

在宅医療の売上高19億1389万円(前年同期比13.1%増)、医療ガス8億6533万円(8.2%増)、産業ガス・機材11億6967万円(13.4%増)

 大丸エナウィンの2025年3月期第2四半期連結決算は、売上高148億3900万円(前年同期比14.0%増)、営業利益3億4300万円(同111.0%増)、経常利益3億9200万円(同86.8%増)、親会社株主に帰属する純利益2億5300万円(同140.7%増)だった。通期連結業績予想と年間配当予想に変更はない。

 LPガスの出荷量が前年同期と比べ増加、LPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したことで、グループ売上高は増加した。損益面では、売上高の増加に伴い、売上総利益は47億3300万円と前年同期と比べ1億6200万円(3.5%)の増益。販管費は、43億8900万円と前年同期と比べ1800万円(0.4%)の減少。

セグメント別概況

リビング事業

 住宅設備部門の販売が減少したものの、LPガスの出荷量が前年同期と比べ増加し、またLPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したこと等により、売上高は102億5200万円と前年同期と比べ13億9100万円(15.7%)の増収。住宅設備部門の販売の減少により売上総利益は微減となったものの、販管費が減少したため、セグメント利益(営業利益)は、4500万円(前年同期は3100万円の損失)となった。

アクア事業

 「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)の販売本数が減少したこと等により、売上高は、6億3700万円と前年同期と比べ0.1%の減収となった。売上高の減少に伴い売上総利益も減少したものの、販管費が減少したため、セグメント利益(営業利益)は、5100万円と前年同期と比べ1000万円(24.6%)の増益。

医療・産業ガス事業

 在宅医療機器のレンタルや販売が増加したこと等により、売上高は、39億4800万円と前年同期と比べ4億2500万円(12.1%)の増収。セグメント内の内訳は、在宅医療が売上高19億1389万円(前年同期比13.1%増)、医療ガスの売上高8億6533万円(同8.2%増)、産業ガス・機材の売上高11億6967万円(同13.4%増)。
 売上高の増加に伴い売上総利益も増加し、販管費が増加したものの、セグメント利益(営業利益)は、2億4600万円と前年同期と比べ9300万円(60.9%)の増益となった。