山陰酸素工業、「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」株式会社キッチハイクに出資
山陰地域での「保育園留学」を通じて、山陰ならではの魅力を国内外へ発信
山陰酸素工業は、地域の未来創造を目指し、過疎地域を中心とした「保育園留学」などの事業を展開する株式会社キッチハイク(本社:東京都台東区、山本雅也 代表取締役CEO)に出資した。キッチハイクは、既存株主の追加出資を含め、全国の地域金融機関など合計10社(山陰酸素工業を含む)から資金調達を実施した。「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」をミッションに掲げるキッチハイクは、地域創生をテーマとしたさまざまな事業を展開するスタートアップ。

主力事業の一つである「保育園留学」では、こどもが1〜2週間にわたり地域の保育園に通い、親はその間テレワーク等を通じて地域に滞在する、“こども主役の暮らし体験”を提供する。この他にも、地域が抱える課題に対する施策支援や、地域の風土や文化を感じる「食」のギフトサービス等、地域に根ざした多角的な取り組みを展開する。
今回の出資を通じて山陰酸素工業は、キッチハイクと連携し、山陰地域での「保育園留学」プログラムの普及を図る。グループ経営部の矢田 貴之 CVC推進グループ長は「山陰地域での「保育園留学」を通じて、日本海と山々に囲まれた自然、温泉地や古くからの暮らしが息づく山陰ならではの魅力を国内外へ発信し、自治体とも協業しながら、関係人口の創出や地域経済の活性化を目指してまいります」とコメントしている。

山陰酸素工業 CVC推進室の取り組みについて
山陰酸素工業を中核とする山陰酸素グループは、2032年に向けた長期ビジョンを策定。働く人と地域に新たな価値を提供し循環させる『「幸せをめぐらせるグループ」になる。』ことを掲げる。ビジョン実現に対しバックキャストし、既存のエネルギー関連事業の強化と、リソースを活かした新規事業創出が可能なスタートアップを出資対象とする。
初期的には、脱炭素・エネルギー及びDX領域や、山陰の地域課題解決に関連するスタートアップとの連携を通して、新たな価値を提供し循環させていくことを目指す。



山陰酸素工業株式会社 会社概要
- 社名:山陰酸素工業株式会社
- 所在地:鳥取県米子市旗ヶ崎2201番地1
- 代表者:代表取締役社長 並河 元 (なびか げん)
- 事業内容:産業用・医療用ガス、LPガス・液化天然ガス(LNG)の販売、電気の販売(小売電気事業者登録番号A0264)、ガス関連器材の販売、空調機器の販売、ガス供給設備設計・施工、住宅リフォーム、EMS・省エネルギーコンサルティング事業、補助⾦・助成⾦の申請サポート、BCP対策⽀援事業など
- URL:https://www.sanin-sanso.co.jp/home/