大型商用車両にも対応した「エア・ウォーター水素ステーション札幌大通東」で開所式

北海道札幌市が整備を進める「水素モデル街区」で運用

 

 エア・ウォーターは、2025年5月23日に北海道札幌市が整備を進める「水素モデル街区」において、北海道初となる大規模商用水素ステーション「エア・ウォーター水素ステーション札幌大通東」の開所式を開催した。既に2025年4月1日より本格運用を開始している。

 このステーションは、燃料電池車(FCV)に加え、FCバスやFCトラックといった大型商用車両への充填にも対応している点が特徴。また、水素充填設備を2ライン搭載しており、メンテナンスやトラブル時においても安定した充填サービスを提供できる設備を備える。

 エア・ウォーターと札幌市は連携し、本ステーションの運営を通じて、水素の供給と消費の両面から地域の脱炭素化を支え、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。