東邦アセチレン 堀内秀敏社長 年頭挨拶【抜粋】(2026年1月5月、本社)
スタンダード市場に移行して最初の年。企業価値向上への歩みを止めることなく、グループ一丸となって挑戦
明けましておめでとうございます。本年が皆さんやご家族にとって健やかで明るい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。まず青森県東方沖地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。当社グループにおいて人的被害はなく、設備等に大きな被害は発生していませんが、被災地域の一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。また、年末年始の操業を経て本年へと繋いで頂いた皆さんに心から敬意を表します。
〈2025 年を振り返って〉
昨年創立 70 周年を迎えました。当社のこれまでの道のりは決して平たんなものではなく、幾多の困難を乗り越えて皆さんとともに、70 年の節目を迎えられたことは大変喜ばしく、感慨深いものがあります。
不確実な時代にあっても成長のための戦略的な投資や人的資本経営は継続していかなくてはなりません。こうしたなかで、東北における半導体などの需要増に対応する水素製造設備の能力増強を無事に行うことができました。また、子育てサポート企業として、宮城労働局より「くるみん認定」を受けました。今後も従業員が仕事と子育てを両立し、活き活きと働くことが出来る職場環境づくりに取り組んでいきます。そして年末にはスタンダード市場への移行を完了しました。改めてご尽力頂いた関係者の皆さんには感謝を申し上げます。
〈2026 年のスタートにあたり〉
当社がプライム市場からスタンダード市場に移行して最初の年を迎えました。これまで様々な施策を実施してきましたが、プライム市場上場維持に必要な流通株式時価総額の基準が未達であったことから市場区分の変更を決断しました。
プライム市場で築き上げてきた事業基盤や高度なコーポレートガバナンスは決して無駄ではなく、当社の貴重な財産となっています。これを新たな出発点として、これまで取り組んできた企業価値向上への歩みを止めることなく、グループ一丸となって挑戦を続けていきましょう。
〈新中期経営計画に向けて〉
2025 年度業績予想は、先行き不透明な状況のなかで、中計最終年度の目標値とは異なる数値を公表しました。しかしながら、次期中計に向けて良い形でつなげていきたいと考えています。
新中計については、現在、プロジェクトメンバーを中心に議論が続けられていますが、まずは、現中計で実施した成長投資を軌道に乗せていくことが重要です。また、現中計における総括の課題を踏まえ、将来のあるべき姿、ありたい姿という未来志向で次期中計を描いていこうと思っています。
〈最後に〉
私たちが主戦場とする東北では、人口減少がとやかく取り沙汰されていますが、東北の将来はそれほど悲観すべきなのでしょうか。少なくとも悲観からは新しい発想やアイディアは何も生まれてきません。私たちは創業以来、時代の変化に対応し、人々の暮らしと産業を支えながら、世の中から必要とされる製品を提供してきました。
私たちは、この使命を改めて胸に抱き、未来に向けて成長し続ける「東北発のきらりと光る企業」を目指していきましょう。
今年の干支は「丙午」。当社にとっても活動的でエネルギッシュな一年を期待できそうです。本年も、皆さんと共に一歩一歩進んでいきましょう。

