東京高圧山崎 2026年5月期中間連結決算
産業ガスは売上・利益ともに前年並み、国内の溶材機材需要は厳しい状況が続き売上は減少も、海外向けは大幅増
東京高圧山崎の2026年5月期中間連結決算は、売上高67億2100万円(前年同期比10.5%増)、営業利益2億4900万円(同69.4%増)、経常利益2億4600万円(同61.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益1億6000万円(同41.1%増)だった。産業ガス・溶材機材事業を強化、生産効率の向上と安定供給体制の強化に取り組んだ。通期の連結業績予想に変更は無い。年間配当金予想は、配当を予定するが具体的な金額は現時点で未定。
セグメント別業績
産業ガス・溶材機材事業
売上高は45億1206万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は1億4061万円(同7.3%増)。産業ガスは、国内需要に力強さが欠ける厳しい状況だが、顧客への安定供給に徹したことで、売上・利益ともに前年並み。溶材機材は、建設業界において、コストの高騰や労働力不足の影響による工期の精査・調整が続いたことで、国内需要は厳しい状況が続き、売上は減少した。一方、海外向け溶材機材は売上が大幅に伸長したことに加え、機械装置や設備工事関連の受注は堅調に推移した。
ファイン製品事業
売上高は21億9393万円(前年同期比36.1%増)、セグメント利益は1億0283万円(同782.6%増)。化学品及び化成品は、酸化鉄の新規受注、酸化ホウ素の市場拡大と防災設備向け塩化ビニールシートの受注増に加え、食品添加物のグリシンやアクリルエマルジョン等の販売が堅調に推移。また、ウレタン断熱パネルは、帯電防止用などに積極的な展開を行ったことと、大型物件を受注できたことにより売上・利益ともに大幅に増加した。建設用塗料及び塗材は、改修並びに高意匠性内装塗料が堅調。また、工場における生産効率の向上及び不良在庫が削減されたことで収益性が改善し、売上・利益ともに増加した。特機製品は、次世代半導体開発用大型成膜装置の売上が寄与したことと、主力のマスフローコントロ-ラの受注が好調に推移したことにより売上・利益ともに大幅に増加した。
その他
不動産事業の当中間連結会計期間の売上高は、1567万円(前年同期比8.9%増)、セグメント利益は628万円(前年同期比31.7%増)。


