大陽日酸と日酸TANAKA、TIG溶接トーチ向け二重シールド用アダプタキット「サンアーク ストリーム」を開発
シールドガスの最適化で深い溶け込みと溶接速度向上、既存TIGトーチへの装着可能
大陽日酸は、グループ会社の日酸 TANAKA 株式会社(本社:埼玉県入間郡、長堀 正幸 代表取締役社長、以下 日酸 TANAKA)と共同で、従来に比べて、シールドガスを重層化した二重シールド TIG 溶接トーチ「サンアークⓇストリーム」を開発し、商品化した。2026 年4月から販売を開始する。
「サンアークⓇストリーム」は、従来の一重シールド方式に対し、センターガスとアウターガスによる二重シールド方式(特許第 6366098 号)を採用。さらに、センターガスの整流領域を長く保つことが可能な特殊な内部構造(特許第 7722674 号)を採用し、ガスの流れを最適化した。深い溶け込みの確保による溶接速度の向上と溶接品質の安定化が可能となり、TIG 溶接の課題であった作業能率の向上を実現する。大陽日酸では、既存TIGトーチへの装着が可能な「サンアーク🄬ストリーム」の導入効果により、労働人口減少に直面する製造業の溶接現場における生産性向上に貢献するとしている。
※「サンアーク」は大陽日酸の商標
製品特徴
1.シールドガスの最適化による溶接性能向上
センターガスの流れを最適化することでアークの安定性を高め、従来方式と比較してより、深い溶け込みを実現。(図2、図3参照)さらに、センターガスに PH サンアークを使用することにより、より深い溶け込みが可能となり、中厚板への適用も可能になる。(図3参照)
2.溶接速度の向上で生産性が向上
溶接条件によっては、従来の一重シールド方式と比べて溶接速度の向上が可能。センターガスに PH サンアークを使用することにより速度が従来に比べて約 1.6 倍向上し、作業時間の短縮につながる。(図4参照)
3.既存 TIG トーチへの装着が可能
汎用 TIG 溶接トーチに取り付け可能なアダプタ構造とすることで、既存設備を活用しながら導入できる。






