大陽日酸、インドネシア・サマトール社とジャワ島で産業ガス合弁事業会社設立

 大陽日酸は、インドネシア最大手の産業ガスメーカーであるサマトール社(社長:Arief Harsono)と、大陽日酸シンガポール現地子会社であるNational Oxygen Private Limited(以下 NOX、社長:大澤 重之)の3社でインドネシア・ジャワ島で産業ガス合弁事業会社を設立する事に合意した。

 インドネシア市場は、東南アジア有数の人口・経済規模を有し、安定的且つ高水準な経済成長率で推移している。日系企業による積極的な設備投資が集中しており、自動車関連を中心として産業ガス需要の増加が見込まれる。幅広い産業ガス製造・販売ネットワークを有する現地最大手のサマトール社と、大陽日酸グループが有する多様な産業ガスの供給・応用技術、その他ノウハウを融合し、きめ細かいサービスを展開して、大陽日酸にとって新たな市場となるインドネシアでの産業ガスビジネスを拡大する。

【合弁新会社の概要】
・商号:PT SAMATOR TAIYO NIPPON SANSO INDONESIA
・所在地:インドネシア 西ジャワ州 ブカシ県 GIIC 工業団地内
・資本金:US$6百万
・資本構成:大陽日酸 33%, NOX 17%, サマトール社 50%
・事業内容:ヘリウムの充填・販売、一般産業ガス・標準ガス・混合ガスの仕入・販売、機器・配管工事等のエンジ・施工
・設立時期:2013 年 12 月末(予定)