大陽日酸、東マレーシア サバ州で産業ガスメーカー「サバ・オキシジェン社」買収
大陽日酸は、シンガポール子会社である Leeden Limited(以下、Leeden 会長:Steven Tham)の子会社を通じて、東マレーシア サバ州の産業ガスメーカーであるサバ・オキシジェン社(社長:Datuk Harris)を買収した。
大陽日酸は、東南アジアにおける収益拡大戦略の一つとして、市場シェア拡大に向けた M&A の推進を掲げている。大陽日酸グループのマレーシアでの産業ガスビジネスは、西部のマレー半島に限定されていたが、今回、東マレーシア サバ州コタキナバル市を本拠に、産業ガスの製造・販売を行うサバ・オキシジェン社を買収する事で、新たな産業ガスマーケットを獲得する。また、同社の販売チャンネルを活用し、Leeden 製産業機材・安全具の販売を展開することで、マレーシアにおける大陽日酸グループのプレゼンス拡大を図る。
【 買収の概要】
【商号】Sabah Oxygen Sdn Bhd
【所在地】マレーシア サバ州 コタキナバル市
【売上規模】年商約 3.6 億円
【事業拠点】サバ州コタキナバル市の他、サンダカン市等3か所に事業拠点を保有
【事業内容】酸素、窒素など産業ガスの製造・販売
【買収方法】Leeden の子会社 NIG マレーシア社を通じてサバ・オキシジェン社の株式 100%を取得。2013 年 11 月4日 買収完了。