大陽日酸、三菱ケミカルHDによる公開買付け決定のインサイダー情報について、第三者委員会調査報告書を受けた対応を発表

 大陽日酸は、三菱ケミカルホールディングスの大陽日酸株式公開買付け決定の情報に関する金融商品取引法違反について、外部の弁護士からなる第三者委員会を設置して調査を進め、2015年4月24日に第三者委員会から「調査報告書」(以下、「本報告書」)を受領、2015年5月15日、本報告書を受けた大陽日酸の対応を検討し対応等をとりまとめ発表した。

 大陽日酸は、第三者委員会が認定した事実と原因分析に基づいた再発防止策の提言を真摯に受け止め、実行すべき対応策を策定した。また、同社は、インサイダー情報の管理体制の問題が、インサイダー取引規制違反を招いたことを重く受け止め、役員報酬の減額及び関係者の処分を行う。大陽日酸は、本報告書の提言に沿った対応策を実施することにより、インサイダー情報の管理とインサイダー取引の防止に一層努める。