エア・ウォーター、北海道電力と液化天然ガス(LNG)供給事業の業務提携
エア・ウォーターと北海道電力は、北海道電力所有の石狩 LNG 基地における液化天然ガス(以下 LNG)の LNG タンクの完成(2018 年 8 月予定)を契機に、LNG 供給事業の開始に向けた検討を進め、2017年4月27日、両社において、業務提携に関し基本合意した。
エア・ウォーターは、次世代エネルギーとして年々期待が高まる天然ガスに早くから注目し、1999 年に千歳臨空工業団地内で導管供給を開始したことを皮切りに LNG の供給を行っている。
また、空気から-196℃の液体窒素や-183℃の液体酸素を分離・精製する、産業ガス分野で培ったノウハウや技術を活かし、LNG輸送機器や供給設備のエンジニアリングサービスを展開している。
特にLNG 輸送機器分野においては、大量輸送が可能なローリーやコンテナ容器を開発・提供することで、LNG の普及に大きく貢献している。
今回の基本合意により、工場などで LNG への切り替えを検討している顧客を対象に、速やかに営業活動を開始する。また、LNG の販売、輸送、設備の保守管理、付帯する関連業務の連携についても検討を進める。