日本エア・リキード、産業ガス値上げ
日本エア・リキード一般産業ガス・混合ガス(LGC・シリンダー)、酸素・窒素・アルゴン(ローリー製品)、アセチレンガス(シリンダー)の販売価格を2019年1月出荷分から値上げする。
酸素、窒素、アルゴン、水素、アセチレン等の一般産業ガスは、昨今の物流業界におけるドライバー人口の減少・労働環境の改善の取組み・各種規制の強化や原油価格の高騰を受けて、輸送費が大幅に上昇している。加えてアセチレンガスは、原料であるカーバイドの大幅な価格高騰や、容器・副資材の値上げにともない製造原価が急激に上昇した。
日本エア・リキードでは生産効率改善や経費削減、配送効率の向上等あらゆる合理化施策を講じてきたものの、自助努力だけではコスト増の吸収が困難になったとし価格改定を行うとしている。
対象製品
- 一般産業ガス・混合ガス (シリンダー、LGC)
- 酸素、窒素、アルゴン (ローリー製品)
- アセチレンガス (シリンダー)
改定幅
- 一般産業ガス・混合ガス (シリンダー、LGC) :現行価格に対して20%以上
- 酸素、窒素、アルゴン (ローリー製品) :現行価格に対して10%以上
- アセチレンガス (シリンダー) :現行価格に対して20%以上