関西エアポートと岩谷産業、大阪国際空港内初の水素ステーションをオープン
関西エアポートは2019年4月9日(火)に大阪国際空港内初の水素ステーション「イワタニ水素ステーション大阪伊丹空港」を開所した。
関西エアポートは2018年から2022年度までの環境5ヵ年計画「ONEエコエアポート計画」を策定し、「関西エアポート環境宣言」で提言された温室効果ガス排出量の低減を目標の一つにかかげ、水素等のクリーンエネルギーの利用促進に積極的に取り組んでいる。
岩谷産業は水素エネルギー社会の実現に向けて、水素ステーションを全国展開しており、両社が協力して「イワタニ水素ステーション関西国際空港」に続き、大阪国際空港においても新しい水素ステーションを開所することで、関西国際空港-大阪国際空港間や大阪国際空港周辺地域における燃料電池自動車(FCV)の利便性が大きく向上することが期待される。
関西エアポートグループでは、今後も関連事業者と連携し、地域コミュニケーションを大切にするとともに、環境負荷低減に向けた取り組みを推進、周辺環境と共生した空港の発展をめざす。
【イワタニ水素ステーション伊丹空港の概要】
- 名 称 :イワタニ水素ステーション大阪伊丹空港
- 事業会社: 岩谷産業株式会社
- 所 在 地 :大阪府豊中市蛍池西町
- 敷地面積 :約1,200㎡
- 延床面積 :147.69㎡
- 開 業 日 :2019年4月9日(火)
- 水素供給 : 液化水素オフサイト供給
- 供給能力 : 300 Nm3/h (1 時間当たり FCV 6 台の満充填が可能)
- 充填圧力 : 82MPa(メガパスカル) ※1 メガパスカル≒10 気圧
- 設備構成 : 圧縮機、蓄圧器、ディスペンサーなど