日本エア・リキード、「エア・リキード 大口 水素ステーション」を開設
日本エア・リキードは、愛知県丹羽郡大口町に燃料電池自動車(以下FCV)用の水素ステーション「エア・リキード大口水素ステーション」を開設し、2019年5月25日(土)午前11:30に営業を開始する。
エア・リキードと日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)が共同で整備する。この2社が共同運営するのは2019年4月に愛知県蒲郡市に開所した「エア・リキード蒲郡水素ステーション」に続き2ヵ所目で、県内では今回開設分を加え4ヶ所目の水素ステーション運営となる(日本エア・リキードと豊田通商の合弁会社、豊通エア・リキードハイドロジェンエナジーの水素ステーションを含む)。
大口町は名古屋市の北に位置し、小牧インターチェンジにもほど近く、町中央部を国道41号線が南北に走る。西には東海北陸道が位置し、さらに名神高速道路、東名高速道路、中央高速道路などの幹線が走るなど利便性が高い地域。愛知県内のFCV登録者は1000以上と国内で最も高い水準にあるため、「エア・リキード大口水素ステーション」は中部地域全域のFCVユーザーに活用されることが期待されている。
設備には、日本エア・リキード基準の圧縮機と蓄圧器をパッケージにしたシステムを採用した。これにより、新規にステーションを建設する際に短期間で納入することが可能になり、多くのFCVユーザーが来場する場所でも安心して水素充填ができる安全性を実現している。
エア・リキード大口水素ステーション 概要
名称:エア・リキード大口水素ステーション
所在地:愛知県丹羽郡大口町中小口3-317
敷地面積:1090 m2
水素供給方式:オフサイト方式
水素供給能力:300Nm3/h以上
充填圧力:82MPa
充填時間:約3分
営業時間:11:30-19:00 (休業日:火・水)