ウエキコーポレーションが大分支店に野菜栽培実験設備導入

 ウエキコーポレーション(本社=東京大田区、木本伊彦社長)は、大分県大分市松岡の大分支店に野菜の栽培実験装置をの導入しアグリ事業を開始した。実験設備は水耕栽培設備で、47L容器の炭酸ガスで3000ppmまでCO2濃度を高めることが可能。除湿器での湿度調整や、LEDの照明などを備える。

 グリーンリーフレタスの栽培実験では、4月1日に播種(種まき)し順調に成長、5月11日に収穫した。

 ウエキコーポレーションでは、生産者・計画者へ種々の技術提供を行うとして、要請に応じた栽培実験や栽培用の炭酸ガス・資材の提供、栽培施設関係設備の提案をする。

実験設備の概要

内寸法 W 2576mm D 2075mm H 2200mm
栽培棚 W 1470mm D 715mm × 4段
湿度 除湿器 ~90%
CO2濃度 47L容器 ~3000ppm
PH・EC 調整、溶液量 184L
照 明 各段 白色LED×3灯 (R)(B)