日本水素ステーションネットワークに伊達重機が参画

福島県で４基目の定置式水素ステーションを設置

　日本水素ステーションネットワーク合同会社（以下、JHyM）は1月28日、株式会社伊達重機（以下、伊達重機）が会員としてJHyMに参画したことを発表した。これにより、自動車会社や金融投資家等を含めたJHyMへの参画企業は27社になる。

　両社は共同で、2021年度燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業・水素ステーション整備事業補助金に申請を行い、2021年12月採択を受けており、伊達重機とJHyMが建設する水素ステーションは、福島県で4基めの定置式水素ステーションになる。

　JHyM設立以降の整備基数は、今回の採択分までで合計66基*になる。JHyM設立以前から開業している水素ステーションを加えると、全国で155基、169箇所**となる。JHyMでは、引き続き新規の整備基数の上積みに努めるとしている。

*現在建設中の水素ステーションを含む
**移動式水素ステーションによる複数箇所運用をカウントした場合

企業名	株式会社伊達重機
設立	1985年4月1日
資本金	10,000,000円
取締役社長	前司昭一
所在地	福島県双葉郡浪江町
備考	福島県の浜通り周辺を営業範囲として、建設用重機・自動車のリース事業や貨物運送事業を展開。浪江町の「なみえ水素タウン構想」に賛同し、水素ステーション事業に参入した。