日本酸素ホールディングスが「国連グローバル・コンパクト」へ署名

 日本酸素ホールディングスは、国際連合が提唱する「国連グローバル・コンパクト(以下、UNGC)」に署名し、2022 年 1 月18日付で参加企業として登録された。また、UNGCに署名している日本企業などで構成される「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」に加入した。グループ会社である Nippon Gases Euro-Holding S.L.U もUNGC に署名し、参加企業として登録された。

国連グローバル・コンパクトとは

 UNGC は、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、持続可能な成長を実現するための自発的な取り組み。UNGC に署名する企業・団体は、人権、労働、環境、腐敗防止の 4 分野に関わる 10 の原則を遵守・実践し、健全なグローバル社会の実現に向けて企業活動を展開して行くことが求められる。

 日本酸素ホールディングスグループは、UNGC に署名することで、企業姿勢を明確に表明するとともに、グループビジョンである「革新的なガスソリューションにより社会に新たな価値を提供し、あらゆる産業の発展に貢献すると共に、人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざします」のもと、持続可能な社会への更なる貢献に向けた取り組みを一層推進する。

国連グローバル・コンパクトの 4 分野 10 原則

分野原則
人権原則 1.国際的に宣言されている人権の擁護を支持し、尊重する。
原則 2.人権侵害に加担しない。
労働原則 3.結社の自由と団体交渉権を承認する。
原則 4.あらゆる形態の強制労働を排除する。
原則 5.児童労働を実効的に廃止する。
原則 6.雇用と職業に関する差別を撤廃する。
環境原則 7.環境問題に対する予防的なアプローチを支持する。
原則 8.環境に関するより大きな責任を担う。
原則 9.環境にやさしい技術の開発と普及を促進する。
腐敗防止原則 10.強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗を防止するために取り組む。