デンカ 「カーバイド」価格を値上げ

1トン当たり40,000円以上、7月15日納入分から

 デンカは2022年7月15日納入分より、カーバイドの価格改定する。改定幅は、1トン当たり4万円以上の値上げとなる。

 デンカでは「カーバイド事業は製造及び諸経費の削減等、徹底した合理化に努めているが、昨今の原料高騰による製造コスト圧迫は自助努力の限界をはるかに超える状況にある。加えて、電力コストも更に上昇していることから、電力多消費製品であるカーバイドの製造コストを圧迫している。こうした状況下、カーバイドの安定供給、並びに事業を維持継続するため、適正な価格体系を確立するべく値上げを実施する」としている。