住友精化 2023年3月期第1四半期連結決算

エレクトロニクスガスは販売数量が増加

 住友精化の2023年3月期第1四半期連結決算は、売上高369億4700万円(前年同期比42.3%増)、営業利益23億4800万円(同3.3%減)、経常利益32億5000万円(同33.0%増)、親会社株主に帰属する純利益24億9600万円(同39.2%増)だった。

セグメント別業績

(吸水性樹脂セグメント)

 売上高は269億8200万円(前年同期比59.6%増)、営業利益は6億7600万円(同36.4%減)。売上高は、アジア市場などにおける販売数量の増加のほか、原燃料価格の上昇に伴う販売価格の上昇や為替の影響により増収となったが、営業利益は、原燃料価格の上昇により減益となった。

(機能マテリアルセグメント)

 売上高は99億2100万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は16億9800万円(同22.8%増)。エレクトロニクスガスや水溶性ポリマー、機能製品の販売数量が増加したことや為替の影響などによるもの。

(その他セグメント)

 人材派遣業務や製造委託業務等のセグメントでは、売上高は4300万円(前年同期比65.3%減)、営業損失は2800万円。