岩谷産業、カーボンオフセット LP ガスの取り組みを開始
2021年11月に「Iwatani J-クレジットプロジェクト」を立ち上げ
岩谷産業は、LP ガスを使用する際に排出される二酸化炭素(CO₂)をカーボンクレジットで相殺する、カーボンオフセットLPガスの取り組みを開始した。
カーボンオフセットLPガスは、10月より大成ロテック株式会社 札幌中央アスコン(所在地:北海道札幌市)および株式会社三ッ輪商會(本社:北海道釧路市、栗林延年社長)の業務用ユーザー向けに対して、岩谷産業初の供給を開始した。調達するカーボンクレジットは、J-クレジットやボランタリークレジットによって調達し、LPガスを燃焼する際に排出されるCO₂と相殺することでカーボンオフセットを実現する。
岩谷産業はJ-クレジット制度を活用し、昨年11月よりIwatani J-クレジットプロジェクトを立ち上げた。これは、中小企業の顧客などが、油燃料からLPガスやLNGに燃料転換などをした際に削減されるCO₂排出量を、岩谷産業が取り纏めて環境価値化するもの。
今後、Iwatani J-クレジットプロジェクトへの参画企業を増やしていくとともに、さまざまな形で環境価値の有効活用を進めていく。