羽田空港で水素で動くミニフォークリフトの体験や人力発電による水素づくり

2024年1月20日・21日、水素について見て、体験して、学べる「水素でかわるHANEDA未来展」を開催

 東京都は、水素について楽しく学び、水素でかわる羽田エリアの未来を体感できるイベント「水素でかわるHANEDA未来展」を、2024年1月20日(土)・21日(日)(各日午前10時00分から午後6時00分まで)、東京国際空港(羽田空港)第2ターミナル5階「FLIGHT DECK TOKYO」(東京都大田区羽田空港3-4-2)で開催する。東京都が実施する「『未来の東京』戦略」の戦略14「ゼロエミッション東京戦略」を推進する事業で、入場は無料、事前申込み不要。

 イベントでは、人力発電による水素製造や、水素で動くミニ飛行機と水素で動くミニフォークリフトの乗車体験、水素サプライチェーンが実現した未来の街のジオラマ展示、水素エネルギーについて楽しく学ぶサイエンスショー(事前予約不要)、水素に関する企業や自治体の取組紹介のほか、太陽光パネルで発電した電気で、水を電気分解して水素をつくり、その水素で発電を行う工程をコンパクトに学べる装置を展示する「グリーン水素製造装置」の紹介(東京都環境科学研究所協力)なども行われる。

未来の羽田エリアをイメージしたジオラマ(模型)
未来の羽田エリアをイメージしたジオラマ(模型)

 また、水素で動く自動車「新型クラウン」による外部給電展示(トヨタ自動車協力)や、2025年に開催する大阪・関西万博で運行を予定する、150人乗りの燃料電池船の模型を展示する(岩谷産業協力)。

2025年運行予定の水素で動く船の模型を展示
2025年運行予定の水素で動く船の模型を展示