高圧ガス保安協会が、2023年1月1日付で「水素センター」を創設
2021年2月設置の「水素チーム」を抜本強化・改組
特別民間法人高圧ガス保安協会(KHK)は、2023 年 1 月 1 日付けで「水素センター」を創設した。カーボンニュートラルの実現に向けた動きが国内外で活発化する中、更なる体制強化を図り、保安と振興の両面から水素の社会実装に貢献すべく、積極的かつ迅速に取り組む。
KHKでは、2021 年 2 月に「水素チーム」を設置し、高圧ガス分野のみならず、水素サプライチェーン全般(つくる、はこぶ、ためる、つかう)へ貢献すべく、取組みを拡大してきた。
近年、水素サプライチェーンの構築に向けた社会動向への対応として、技術的な実証、評価、基準化など、第三者民間機関として同協会に期待される役割は益々増加している。こうした期待に応えるべく、体制の強化を図ることを目的として「水素チーム」を抜本強化・改組し、2023 年1月1日付けで約20 名からなる「水素センター」を創設した。
KHKは、水素、アンモニアをはじめとした次世代エネルギーによる安全・安心な社会の実現のため、保安技術の専門家として、これまでに培った技術的知見を活かし、水素の社会実装に向けて貢献するとしている。