大丸エナウィン 2024年3月期第1四半期連結決算

在宅医療機器の販売や医療ガスの販売減少

 大丸エナウィンの2024年3月期第1四半期連結決算は、売上高68億1800万円(前年同期比5.0%減)、営業利益1億5100万円(同31.0%減)、経常利益1億7600万円(同28.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億0500万円(同61.0%減)だった。直近公表の通期業績予想と年間配当金予想に変更はない。

 グループの売上高は、前連結会計年度第2四半期よりクサネンの損益を連結したこと及び当連結会計年度第1四半期より岩崎工業所の損益を連結したことにより増収となったものの、リビング事業においてLPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落したことによる減収等により、減収となった。

 損益面では、売上高が減少したものの、売上総利益はクサネン及び岩崎工業所の損益を連結したこと等により、23億5700万円と前年同四半期と比べ1億7000万円(7.8%)の増益だった。販管費は、両社の損益を連結したことによる増加等により、22億0500万円と前年同四半期と比べ2億3900万円(12.2%)増加した。

セグメント別業績

リビング事業

 LPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落したこと等により、売上高は、47億8300万円と前年同四半期と比べ3億2900万円(6.4%)の減収となった。 

アクア事業

 「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)の販売本数が増加し、売上高は3億円と、前年同四半期と比べ200万円(0.9%)の増収となった。

医療・産業ガス事業

 在宅医療機器の販売や医療ガスの販売が減少したこと等により、売上高は、17億3500万円と前年同四半期と比べ2900万円(1.7%)の減収だった。