大陽日酸が台湾・新竹でエレクトロニクス向け機器製作新工場を建設
大陽日酸系統科技股份有限公司(TNET)、製作能力を2倍に増強
大陽日酸は、台湾・新竹のガス精製装置およびガスキャビネットを製作する大陽日酸系統科技股份有限公司(本社:新竹県湖口郷、富田 育典 董事長。以下「TNET」)に新工場を建設し、エレクトロニクス向け機器事業拡大に向け製作能力を増強した。
大陽日酸は、日本酸素ホールディングスの中期経営計画「 NS Vision 2026 ~Enabling the Future~」における重点戦略の一つである「エレクトロニクス事業の拡大」に向けた施策の一つとして、台湾で展開しているエレクトロニクス産業向けのガス精製装置やガスキャビネットなどの機器製作能力を強化するため、TNETで新工場を建設。今回、新工場が完成し、11月8日に開所式を行った。
新工場の建設により、オフィスを含めたTNETの工場延べ床面積は約2.5倍となり、機器の製作能力は約2倍となる。TNETは今後もエレクトロニクス産業を中心に、高水準なガス供給設備とエンジニアリングサービスを提供する。
大陽日酸系統科技股份有限公司 概要
- 事業内容:高純度ガス精製装置(窒素・酸素・アルゴン・水素等)、シリンダーガスキャビネット、VMB、ベント除害装置の製造・販売、配管工事(ガス・ケミカル)、メンテナンス
- 創立:1998 年 3 月
- 株主:大陽日酸株式会社、大陽日酸エンジニアリング株式会社、台湾日酸股份有限公司