千代田化工がJパワーからCO2分離回収・圧縮液化設備 FS 業務を受注

火力発電所が排出するCO2を分離回収、CCSのため圧縮液化

 千代田化工建設は、 電源開発株式会社(本社:東京都中央区、菅野 等 代表取締役社長、以下「Jパワー」)より、CO2分離回収・圧縮液化設備FS業務を受注した。本業務は、Jパワーが有する国内火力発電所から排出されるCO2を分離回収し、圧入地点までの輸送に適した圧縮液化を行うための各種装置及び付帯設備の検討を行う Feasibility Studyとなる。

CO2分離回収・圧縮液化設備 FS 業務
本業務の検討範囲

 Jパワーは、 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 (JOGMEC)の令和5年度 「先進的 CCS 事業の実施に係る調査」に関する委託調査業務の公募において、 ENEOS、JX 石油開発と共に、九州北部沖~西部沖 CCS 事業に採択される等、 CCS に関連して積極的な取り組みを行っている。