エア・ウォーター、「プラチナくるみん」認定を取得
2023年末時点で大阪労働局管内では26社が認定
エア・ウォーターは、高い水準で子育て支援に取り組む企業として「プラチナくるみん」認定を取得した。次世代育成支援対策推進法第13条に基づく認定を受けた企業が、より高い水準の取組を行い一定の基準を満たすと、特例認定(プラチナくるみん認定)を受けることができる。大阪府を管轄する大阪労働局管内において26社が認定を受けており、エア・ウォーターはそのうちの1社となる。(2023年12月31日時点)
エア・ウォーターはこれまで、育児休業制度はもとより、短時間勤務制度、子の看護休暇制度に加え、配偶者転勤時の休職を認める配偶者休職制度、ジョブリターン制度を整備するなど育児中の従業員を支援してきた。2020年には、こうしたワークライフバランス推進に関する取り組みが評価され、「くるみんマーク」を取得。その後も、柔軟な働き方を通じた生産性の向上を図るため、フレックスタイム制度や在宅勤務制度を導入した。
近年は、こうした制度面の充実化を図るととともに、各種制度の理解促進を目的とした社内セミナーやリーフレットの発刊、制度の利用者と利用希望者とのコミュニケーションの場の提供などを実施。さらに、男性従業員の育児休業・休暇取得率を40%以上にすることを目指し、配偶者の出産を控えた従業員を対象に面談を実施したり、育休取得者の経験談を従業員へ広く共有したりするなどの取り組みを行った。その結果、育児と仕事の両立を支援する制度の導入や利用が進んだことから、高い水準の取り組みを行っている企業として評価されたとしている。