AWグループ、テルモ・ビーエスエヌから「圧迫療法」製品の販売移管
圧迫ストッキング「JOBST」の取り扱い開始
エア・ウォーターグループは、テルモとBSN medical(本社:ドイツ ハンブルグ)の合弁会社であるテルモ・ビーエスエヌ株式会社が手掛ける「圧迫療法」製品の販売移管を受ける。
これにより、エア・ウォーターグループは深部静脈血栓症(DVT)予防、慢性静脈疾患(CVD)・むくみ予防など圧迫療法製品の製造・販売事業に参入し、エア・ウォーターグループで衛生材料、医療用品等の製造販売を行う川本産業株式会社(以下「川本産業」)が2024年6月から圧迫療法事業を開始する。カスタムメイド品に関しては2024年4月から先行して取り扱いを予定。
エア・ウォーターのヘルス&セーフティー(医療関連)事業は、医療用酸素のリーディングカンパニーとして医療用ガスの供給とともに、周辺領域として医療機関や患者が自宅などで使用する医療機器や衛生材料など多彩な製品・サービスを提供する。また、コンシューマーヘルス、防災などの事業も展開し、健康と安全を支える。
コンシューマーヘルスユニットの中核会社である川本産業は、医療機関ならびに一般消費者向けに衛生材料、医療用品等の製造販売・仕入販売を行っており、医療現場でのノウハウと常に先を見据えた技術革新によってニーズに的確に応える製品を送り出す。
今回、「圧迫療法」に関する事業を開始し、市場で高いシェアを有するBSN medical製品(圧迫ストッキング「JOBST」)の取り扱いを通じて病院向けビジネスの強化につなげるとともに、一般消費者向けにも販売を拡充し、コンシューマーヘルス事業の拡大を図る。