東京ガスケミカル、2024年7月出荷分から産業ガス価格を値上げ

窒素、酸素、アルゴン、炭酸ガスの現行価格に対し20%以上

 東京ガスケミカルは、2024年7月出荷分から産業ガス価格を改定する。対象ガス種は窒素、酸素、アルゴン、炭酸ガスで、価格改定幅は現行価格に対して20%以上の値上げとなる。

 東京ガスケミカルでは、世界的なエネルギー市況の高騰による電力料金ならびに物流コストの急激かつ大幅な上昇等の影響を受け、これまでも価格改定を実施してきた。今回、2024年4月1日に労働基準法が改正されることによる物流コストの上昇(物流の「2024 年問題」)に直面し、加えて安定供給に向けた物流インフラ整備への投資費用、人件費及び諸費材の高騰にも影響を受けているとしている。