東京ガスケミカル、酸素・窒素・アルゴンと液化炭酸ガスを20%以上値上げ

2023年3月1日出荷分から。昨年2回の値上げに続き再度の価格改定

 東京ガスケミカルは2023年3月1日出荷分より、酸素・窒素・アルゴンと液化炭酸ガスの価格を現行価格に対し20%以上の値上げを行う。

 同社は、酸素・窒素・アルゴンについては2022年3月と10月の2回、液化炭酸ガスについても2022年4月と10月の2回、世界的なエネルギー市況の高騰による電力料金ならびに物流コストの急激かつ大幅な上昇や、液化炭酸ガスの原料元ソースプラントからの原料調達コスト上昇などの影響により、10%~15%以上の価格改定を行ってきた。

 東京ガスケミカルでは、その後もエネルギー市況の高騰は続いており、今後も上昇傾向が継続すると予想。昨年から続く製造・調達・物流コスト上昇等の影響は、自助努力で吸収できる範囲を大幅に超えた水準で推移しているとして、再度の値上げを実施する。