AW北海道、北海道の自治体向け寄付制度「ふるさと応援H(英知)プログラム」2024年度分の募集を開始
2023年度は18市町村(18事業)に対し、総額1億1,335万円を寄付
エア・ウォーターグループで北海道での事業推進を統括するエア・ウォーター北海道は、2023年度に新設した北海道の自治体向け寄付制度「ふるさと応援H(英知)プログラム(以下、「本プログラム」)」の2024年度分の募集を開始する。
本プログラムの実施は2年目となり、今年度はより多くの自治体が募集しやすいよう、募集内容の一部を見直した。詳細は、専用サイトを参照。
2024年度の概要について
(1)応募対象者
北海道内の179市町村
(2)応募対象となる事業
エア・ウォーターグループの成長軸である「地球環境」や「ウェルネス」の観点を含め、様々な社会課題の解決に貢献する事業 (2025年度に実施する事業を原則とするが、2025年度以前から継続する事業も対象とする。ただし、2024年度で完了する事業は対象外)
(3)審査基準
交付する事業の審査は、次の視点を考慮しながら「寄付することが適当」と認められたものを総合的に判断する。
審査項目 | 審査の基準 |
①持続性 | 一過性の活動ではなく、継続的な取り組みになることが期待される。また、寄付実施後、自立的に持続する仕組みの確保、工夫がされている。 |
②波及性 | 他の地域や組織がこの取り組みを参考にすることで、同様な取り組みが面的に広がっていくことが期待される。 |
③創造性 | 課題に対する新たな視点で、オリジナリティある取り組みを展開している。 |
④協働性 | 地域資源の活用など地域の特性を活かした事業で、住民の満足度、地域活性化に資する取り組みである。 |
⑤地域への貢献 | 地域資源の活用など地域の特性を活かした事業で、住民の満足度、地域活性化に資する取り組みである。 |
⑥将来性※ | 次世代が活躍でき将来を見据えている。北海道の未来に繋がり、新たな可能性を秘めている取り組みである。 |
⑦主体性※ | 運営者が主体的に関与し熱意がある。本プログラムを活用して新たなことに挑戦する。 |
※2024年度より⑥⑦を追加。
(4)寄付の対象とする事業の選定
① 寄付金を交付する事業は、別途定める「ふるさと応援Hプログラム推進委員会」によって選定。選定にあたっては、委員会のもとに置かれる「ふるさと応援 H プログラムサポート会議」にて一次審査後、「ふるさと応援 H プログラム推進委員会」にて採択。
② 寄付金は「ふるさと応援Hプログラム推進委員会」の採択結果をもとに、申請金額の範囲内で決定。
(5)募集から寄付実施までのスケジュール概要
公募要項の公表 2024年6月3日
応募申請書の提出期限 2024年9月30日13:00まで
Hプログラムサポート会議 2024年10月下旬
Hプログラム推進委員会 2024年11月上旬
選定結果公表 2024年12月下旬
寄付金の交付 2025年3月末まで
※結果の公表は2024年12月下旬を予定するが、前後する可能性がある。
(6)その他
① 一つの市町村につき1事業応募ができ、複数の市町村が共同して行う事業も応募可能とし、その場合応募数にカウントしない。また、総事業費300万円以下などの条件を満たす事業がある場合は追加でもう1事業応募が可能。
② 過去に本プログラムで寄付金の交付を受けている事業も応募の対象。
③ 寄付の対象とする事業が、総務省による「地域再生計画」の認定を受けている場合は、寄付の実施にあたり「企業版ふるさと納税制度」を利用することがある。
2023年度の実績について
2023年度は、エア・ウォーターグループの成長軸である「地球環境」や「ウェルネス」の観点を含め、様々な社会課題の解決に寄与する道内市町村の事業を幅広く対象とした。2023年9月より募集を開始し、46市町村(52事業)から、寄付要望額4億7400万円の応募があった。その中から社外有識者等で構成する委員会での審査を経て、18市町村(18事業)に対して、2023年度分として、総額1億1,335万円を寄付することを決定し、2024年3月末までに寄付を実施した。