伊藤忠商事が福島県と「包括連携協定書」締結

県内での低炭素水素製造・供給を検討

 伊藤忠商事は2024年7月26日、福島県と「包括連携協定書」を締結した。伊藤忠商事は現在、国内外で再生可能エネルギー及び水素事業を積極的に推進しており、今回、福島県との水素モビリティにおける連携を端緒に、福島県との更なる連携と発展を目指す。県内での低炭素水素製造・供給を検討するとされている。主な連携項目は以下の通り。今後、具体的案件の実現に向けた共同取組を進める。

<主な連携項目>

  1. 水素及びエネルギーに関すること
  2. イノベーションに関すること
  3. 災害対策に関すること
  4. 子ども・青少年育成に関すること
  5. 風評払拭・風化防止及び地域の魅力発信に関すること
  6. その他、地域の活性化等に関すること

 福島県は2011年の東日本大震災からの復興の大きな柱として、「福島県再生可能エネルギー推進ビジョン」および「福島新エネ社会構想」を掲げ、再生可能エネルギーや水素の普及拡大、関連産業の育成・集積等を進めている。

2024 年7 月26 日、福島県庁にて行われた福島県と伊藤忠商事との包括連携協定締結式の様子
(左:石井敬太 伊藤忠商事 代表取締役社長COO、右:内堀雅雄 福島県知事)
2024 年7 月26 日、福島県庁にて行われた福島県と伊藤忠商事との包括連携協定締結式の様子
(左:石井敬太 伊藤忠商事 代表取締役社長COO、右:内堀雅雄 福島県知事)