アナログ計器の目視点検をリモート化するLiLz「LCシリーズ」に防爆対応モデル
様々な計器の自動読み取りに対応、バッテリー駆動で電源・ネットワーク工事不要
AIおよびIoT技術を活用したサービス提供を行うLiLz株式会社(本社所在地:沖縄県宜野湾市)は、2024年7月24日~26日、東京ビッグサイトで開催された「持続可能なプラント EXPO」に出展し、目視点検をリモート化するIoT・AI遠隔点検サービス「LiLz Gauge」や、完全無線型サーモグラフィカメラ「LC-T10」のほか、今年発売予定の完全無線型防爆IoTカメラ「LC‐EX10」の紹介を行った。
「LiLz Gauge」は、設備保全や環境モニタリングにおいて、遠隔地からリモートで計器データや温度を確認できる点が特長で、電源工事不要で取付位置が自由なため、これまで人が現場に足を運んで確認していたメーターの点検業務を代替・省力化出来るプロダクト。リリースから4年で、国内で約500施設、5000台の実績がある。
新製品となる防爆対応モデルの「LC‐EX10」は、バッテリー駆動でLTEモバイルネットワーク内蔵のため、導入にあたって電源・ネットワークが不要で現場を止める必要がなく、後付けによる即日起ち上げが可能としている。円型、矩形、カウンタ型、ナナセグ型、レベル型、ランプ型やフロートメーターなど、アナログ計器の種類を問わず自動読み取りに対応する。
本質安全防爆構造で、ガス防爆ゾーン Zone2(Ex ic IIC T6 Gc)と粉塵防爆ゾーン Zone22(Ex ic IIIC T85℃ Dc)の両方に対応予定。機器本体は約515グラムと軽量で、クラス最小手のひらサイズの130×156ミリのためどこにでも設置でき、屋内・屋外の様々な現場環境に適応する設置治具や、遠距離ズーム撮影・近距離広角撮影に適応するレンズなど豊富なオプションが用意されている。1日3回の撮影で3年間駆動、既存計器がそのまま使用でき、1台のカメラで様々なデザインの計器を複数かつ同時に、一括で数値の読み取りが可能。
完全無線型防爆IoTカメラ「LC‐EX10」製品ウェブサイト
https://lilz.jp/products/lc-ex