大陽日酸、imecの「Sustainable Semiconductor Technologies and Systems(SSTS)」に参画

ナノエレクトロニクスとデジタル技術の世界的研究・イノベーション拠点で、半導体業界全体の環境荷低減のガス技術開発を加速

 大陽日酸は、持続可能な半導体製造工程の実現に向けて、環境負荷低減を可能とするガス技術開発を加速するため、ナノエレクトロニクスとデジタル技術における世界有数の研究・イノベーション拠点であるimec(Interuniversity Microelectronics Centre、本社:ベルギー ルーベン、社長兼 CEO:リュック・バン・デン・ホーヴェ)が進める半導体業界全体の環境荷低減に関する研究プログラム「SSTS」に参画し共同開発を進める。

※Sustainable Semiconductor Technologies and Systems

 この共同開発は、大陽日酸の親会社である日本酸素ホールディングスの欧州事業会社であるNippon Gases(本社:スペイン マドリード、代表取締役社長:ラウル・ジュディチ、以下 NGE)と協働して進める。大陽日酸とNGEのガスハンドリング・ガス化学に関する知見とimecが有する半導体製造に関する広い知見との相乗効果によって、持続可能な社会に貢献する技術開発を推進する。

 日本酸素ホールディングスグループは、中期経営計画における重点戦略の中で、「サステナビリティ経営の推進」、「カーボンニュートラル社会に向けた新事業の探求」、「エレクトロニクス事業の拡大」を掲げており、特にグループの製品・技術を通じて、世界の温室効果ガス(GHG)削減への貢献を目指している。