エア・ウォーターと北海道大学の「協働教育研究支援(給付型奨学金)プログラム」支給対象者が決定
5年間で合計15名に対し4,350万円を支援
北海道大学とエア・ウォーターは2024年12月6日に連携協定を締結し、同大学に在学する学生に対して研究に専念できる環境を整える給付型奨学金や研究費を当社が寄附する「協働教育研究支援プログラム」を導入した。
今回、本プログラムに関する募集と選考を経て、初年度である2025年度の支給対象者3名が決定し、2025年6月26日に奨学生証授与式が北海道大学で行われた。

2025年度 支給対象者
所属学院 | 研究タイトル |
環境科学院 | 外生菌根菌の感染─樹木の更新における宿主特異性の働き |
環境科学院 | 環境中からの高植物分解性糸状菌の探索と新規植物分解酵素の解析 |
工学院 | 蓄熱発電のためのマイクロ波加熱型蓄熱システムの開発 |
(参考)協働教育研究支援プログラムの概要
目的
北海道大学の大学院修士課程に在学する学生に対する経済的支援を通じて、優秀な人材を育成し、教育の質、研究の向上を図るとともに、我が国及び世界の発展に資すること
支援内容
- 給付型奨学金:修士学生:年間120万円(標準修業年限の2年間合計240万円)×3名
- 研究費寄附:研究室:年間25万円(2年間合計50万円)×3研究室
※5年間で合計15名に対し4,350万円([奨学金240万円+研究費50万円]×15名)を支援
応募対象・要件
- 対象理系大学院(環境科学院、農学院、工学院、理学院、国際食資源学院)の修士課程に次年度進学予定の学生を応募対象とし、年間3名を上限に支援を行う。
- 対象研究は以下の分野とするが、いずれも研究成果の社会実装や社会貢献を念頭に置くものとする。
- 「農業・食糧」分野(鮮度保持、土壌改良、スマート農業など)
- 「エネルギー」分野(バイオガス化、CO2回収、発電など)
審査結果
定順位結果を踏まえ、北海道大学とエア・ウォーターの選考委員(各3名)が協議し、応募者の中から環境科学院・工学院に所属予定の学生3名を決定。奨学金は2025年4月上旬より支給開始。
2024年12月6日付ニュースリリース
北海道大学とエア・ウォーター株式会社との連携協定締結ならびに、協働教育研究支援(給付型奨学金)プログラムについて
https://www.awi.co.jp/ja/news/release/news-2024120601.html