マチソントライガス、米国ネバダ州ラスベガスに新空気分離プラントを建設

サンベルト地帯(アメリカ南部〜南西部の温暖地帯)を強化する戦略的拠点

 日本酸素ホールディングスは、米国事業会社である Matheson Tri-Gas, Inc.(本社:米国テキサス州アービング、以下「MATHESON」)が、米国ネバダ州ラスベガスに新たな空気分離プラントを建設し、所有・運営することを決定した。2027年の完工を予定。

 MATHESON の米国内における空気分離プラントネットワーク、特に成長著しいサンベルト地帯(アメリカ南部〜南西部の温暖地帯)を強化する戦略的な拠点となる。新空気分離プラントは、酸素、窒素、アルゴンを生産し、ネバダ州、カリフォルニア州、ユタ州、アリゾナ州における医療、金属加工、建設、食品加工などの産業で拡大する液化ガス需要に対応する。これにより、日本酸素ホールディングスの米国におけるパッケージガス、特殊ガス、亜酸化窒素、ドライアイス、ヘリウム、HyCO(合成ガス)などの供給体制をさらに強化する。