岩谷産業、2026年1月出荷分から炭酸ガスとドライアイスの価格を15%以上値上げ
調達価格の上昇や備蓄拠点・設備増強投資のため
岩谷産業は、産業ガスの価格を2026年1月出荷分より値上げする。対象は炭酸ガスとドライアイスで、改定幅は15%以上。改定理由は、調達価格の上昇や備蓄拠点・設備増強投資等による。
2025年1月出荷分から調達価格や物流経費の上昇等を理由に炭酸ガス、ドライアイス、ヘリウムガス、標準ガスなどの値上げを実施したが、その後も調達価格の上昇やプラント間の長距離輸送の増加が依然として続いていることに加え、安定供給に向けた備蓄拠点や生産量増強への投資を行っており、製造・物流効率改善等の企業努力だけではコスト上昇の吸収が困難な状況にあるとして、更なる価格改定を行う。


