大陽日酸 永田研二社長 2026年 年頭の辞【要旨】
「原点を未来の起点に」――日本酸素、4月始動。
新年明けましておめでとうございます。
昨年9月 24 日に、本年4月の社名変更、2027 年の本社移転について発表しました。
⚫ 社名変更について
115 年前、日本の産業近代化に不可欠な産業ガスの製造を目的に、「日本の酸素屋」として創業し、それ以来、社会や産業の発展に貢献し続けてきた創業の志を胸に、国内で築いた「大陽日酸」の強固な信頼を引継ぎ、グローバルで通用する「Nippon Sanso」のブランドに統一し、事業運営を行います。
⚫ 本社移転について
大陽日酸発足以来、不動前の自社ビルを本社としてきましたが、老朽化や BCP の観点から、浜松町の世界貿易センタービルディングへ本社を移転します。現時点では、2027 年12 月入居を予定しています。また、今後は各地の拠点における職場環境の改善にも、計画的に取り組んでいきます。
今期は現中計の最終年度です。まだ3か月残っていますが、大陽日酸グループの収益力は、現中期経営計画開始時から一段ステップアップしました。4月からの新中期経営計画では、成長の速度と質をともに高めます。それを実現するために、私たちは事業の仕組みとして持つアドバンテージ、「顧客との2つのタッチポイント」と「見えないガスの効能を見せる技術力」を軸に、顧客起点の価値創造を常に考えます。それを実践することで産業ガス事業が持つ普遍性と拡張性と相まって、継続的な成長を果たすことができます。
そして、私たちが常に意識すべきことは次の3点です。
1.サイバーセキュリティ。今日では、企業にとって最も不確実性が高く、最もインパクトの大きなリスクです。情報セキュリティは専門家だけでなく、社員全員が当事者意識を持ち、意識と行動を高める必要があります。
2.内部統制。内部統制とは、正しい事業運営を行うために必要なルールと仕組みを作り、それに基づいて正しく事業を運営することです。また、高いコンプライアンス意識を維持し、誠実で風通しの良い企業文化を育て続けます。
3.労働安全。安全はすべてに優先されます。業務を行う上で様々な予期せぬ危険を謙虚に、慎重に見抜く力を磨きましょう。
私はガスが持つポテンシャルを信じています。ガスの持つポテンシャルを最大限に発揮し、あらゆる産業に貢献することで、不確実な環境でも持続成長は可能です。大陽日酸グループで働く皆さん一人ひとりの人生がより豊かになるように、2026 年も共に成長していきましょう。


