大分サンソセンター放液溜破裂事故(第二報)
2014年12月12日の大分サンソセンター放液溜破裂事故につき、12月19日現在の大陽日酸の対応。
1.事故発生場所
大分市大字西ノ洲1番地 株式会社大分サンソセンター
(新日鐵住金株式会社 大分製鐵所 構内)
2.発生日時
2014年12月12日(金) 午前9時6分
3.発生経緯
午前6時 55 分 3号機空気分離装置を通常作業で停止
午前8時 3号機空気分離装置から放液溜に放液を開始
午前9時6分 放液溜が破裂
※「放液溜」:製品としては不要となった液体のガス(酸素、窒素、アルゴン)を空気中に放出するための設備
4.事故原因・調査状況
事故原因については、引き続き調査中。
12月14日、大陽日酸と大分サンソセンターは共同で事故調査委員会を設置。
12月15日、警察・消防・大分県による現場調査。今後事故調査委員会にて原因究明と再発防止策の策定を進める。
5.被害状況
人的被害は無し。火災の発生は無し。
放液溜破裂の衝撃により大分サンソセンター工場内で窒素ガスの漏洩があったが、12月14日14時30分の時点ですべての漏洩停止を確認。液化プラントは現在も停止。
工場構外への金属破片飛散による被害。