昭和電工、液体塩素を7月1日納入分より値上げ

 昭和電工は液体塩素の価格を以下の通り改定する。

価格改定の内容

  • 値上げ幅:7円/kg以上
  • 実施時期:2019年7月1日納入分より

価格改定の背景

 塩素は塩化ビニルなどの塩素化合物や、さまざまな化学製品を製造する際の不純物除去、漂白、中和、軟化等の工程に用いられる基礎化学品。

 液体塩素を取り巻く事業環境は、原燃料価格の高騰、設備の維持・更新費用の高騰、輸送費の上昇を受けており、昭和電工では自助努力の対応のみでは製品価格、サービスの水準を維持するのは困難な状況、としている。今後も競争力ある製品の提供と安全・安定供給を維持するためコストアップ分の一部を価格転嫁する。