東北エア・ウォーター、北東北地区のシリンダー充填工場をリニューアル

 エア・ウォーターグループの東北エア・ウォーター株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長 河合 昌人、以下、 東北エア・ウォーター)が、産業・医療用シリンダーガスビジネスの強化を目的として、秋田県潟上市の同社敷地内で建設を進めていたシリンダー充填工場が完成し、4 月1 日より稼働を開始した。

 エア・ウォーターグループでは、北海道から九州まで8つの地域事業会社を主体に、全国を網羅する営業拠点と生産ネットワークを活用し、産業・医療用ガスの製造および販売をはじめとした様々な事業展開を行う。

 東北地区を事業エリアとする東北エア・ウォーターでは、産業・医療用シリンダーガスのさらなる事業拡大を見据えて秋田県潟上市においてシリンダー充填工場の建設を進めていた。秋田市内で稼働中のシリンダー充填工場が稼働開始から 40 年を経過し、老朽化するとともに近隣の宅地化が進んだことから、当該シリンダー充填工場の機能を東北エア・ウォーターの秋田支店および秋田配送センターが立地する潟上市内の同社敷地内へ移転し、リニューアルする。これによりシリンダーガスの製造から物流、販売まで一体となった効率的な運営を図る。

 なお、東北エア・ウォーターでは、岩手県紫波郡において2018 年10 月に高効率小型液化酸素・窒素製 造装置「VSU」(運営会社:岩手液酸㈱)を設置するとともに、2019 年10 月にシリンダー充填工場の稼働を開始した。こうした積極的な設備投資を通じて事業インフラの拡充・強化を図るとともに、各地域のパートナー企業との連携を強化しながら、地域に密着した事業活動を展開し、東北地区全域における産業・医療用ガスのさらなる安定供給とサービスの向上を図るとしている。

シリンダーガス充填工場の概要

  • 名 称 :東北エア・ウォーター 秋田ガスセンター(新充填工場)
  • 所在地 :秋田県潟上市昭和大久保字北野蓮沼前山1-50 (東北エア・ウォーター秋田支店 敷地内)
  • 生産品目 :酸素、医療用酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス
  • 建物面積 :約1,450 ㎡(鉄骨造平家建)
  • 敷地面積 :約3,200 ㎡
東北エア・ウォーター 秋田ガスセンター

 <東北エア・ウォーター株式会社の概要>

  • 本 社 :宮城県仙台市宮城野区榴岡2 丁目4 番22 号
  • 資 本 金 :1 億円
  • 代 表 者 :代表取締役社長 河合 昌人
  • 売 上 高 :117 億円(2018 年度実績)
  • 従業員数 :239 名(2019 年3 月末日)

参考 <産業ガス供給における充填所の役割>

 産業ガスの供給は、顧客のガス使用量や使用形態に応じて、シリンダー(ガスボンベ)、超低温液化ガス容器、ローリー供給、パイピングなど、様々な形態でガスを安定的に供給している。シリンダーや液化ガス容器による供給の中核拠点となるのは「充填所」と呼ばれる施設。大型プラントやVSU(高効率小型液化酸素・窒素製造装置)などの製造工場で生産した液化ガスは、液化ガスローリーによって充填所まで輸送し、充填所に設置されたCE タンク(液化ガスを貯蔵する大型タンク)に納入される。そして、 これをシリンダーや液化ガス容器に1 本ずつ小分けし、トラックに搭載して顧客へ届ける。