エア・ウォーター、吹田市と連携協定締結、健都イノベーションパークに進出

パークの土地の一部を取得し、オープンイノベーション推進施設を整備

 エア・ウォーターは、大阪府吹田市が進出事業者を公募していた「吹田市健都イノベーションパーク利用事業(令和 2年度公募)」の優先交渉権者に指定された。2021 年3 月19 日、吹田市と同パーク進出に係る連携協定を締結、同パークの土地の一部を取得する。

 北大阪健康医療都市(愛称:健都)では、2018 年12 月に市立吹田市民病院が、2019 年7 月には国立循環器病研究センター(国循)が吹田操車場跡地に移転し、健康・医療のまちづくりを進めている。エリア内の「健都イノベーションパーク」では、オープンイノベーションの実現や健康関連産業等との連携を創出・促進する拠点を形成するべく、国循と連携する企業、研究機関、大学の産学官連携窓口など向けの進出用地として、国際級の医療クラスターの実現を目指した取り組みが進められている。

オープンイノベーション推進施設の完成予想図(左上)と「健都イノベーションパーク」エリア図

 エア・ウォーターは2019 年5 月、神戸医療産業都市(兵庫県神戸市)に「国際くらしの医療館・神戸」を開館。歯髄再生治療や周術期医療など先端医療を中心に独自の研究や、産官学・医師・メーカーなどとの共同研究開発を進めている。

 今回、健都イノベーションパークの基本方針に賛同し、「国際くらしの医療館・神戸」に続くオープンイノベーション推進施設の整備に向け、吹田市と連携協定を締結、さらに土地売買契約が成立した。2023 年 4 月に開業を予定する新施設では、国内外の各専門機関や地元企業、ベンチャー企業と緊密に連携し、エア・ウォーターグループがこれまで培ってきた医療関連をはじめとして、福祉・介護・農業・食品分野の英知を結集する。人生 100 年時代の健やかな“くらし”に関わる幅広い事業を創造、発信し、健康寿命延伸に貢献するとしている。

 エア・ウォーターでは『健やかな“くらし”は、食べるところから始まる。「食べる力」は「生きる力」である』として、口腔ケアを含む予防医療の推進、健康増進や病気予防・治療につながる食品の開発などを進める。また、地域との健康に関するふれあいや情報交換の場として活用することも想定。今後は、健都での長期にわたる事業活動を通じ、多くの関係機関と連携し、医療クラスターの形成ならびに健康寿命延伸、地域経済の発展に寄与する。

土地売買契約の概要

  1. 登記上の所在・地番: 大阪府摂津市千里丘新町200 番24
  2. 敷地面積: 約3,664 ㎡
  3. 土地取得価格: 4 億3,600 万円
  4. 予定建築物: オープンイノベーション推進施設

今後のスケジュール

  • 所有権移転・引渡し: 2021 年3 月中
  • 土壌・埋蔵物等調査: 引渡し後
  • 工事着工: 2022 年1 月頃予定
  • 開業 :2023 年4 月頃予定