住友精化 2022年3月期第2四半期連結決算

ガス・エンジニアリング部門は増収増益、エレクトロニクスガス販売数量が増加

 住友精化の2022年3月期第2四半期連結決算は、売上高502億円(前年同期比1.3%減)、営業利益37億3000万円(同27.0%減)、経常利益37億1600万円(同24.1%減)、親会社株主に帰属する純利益27億3100万円(同25.0%減)だった。通期の業績予想に変更は無い。

 中間配当を直近予想から修正し、1株当たり10円増の60円とした。また、期末配当予想も修正し、同様に10円増の60円とし、年間配当予想を20円増配の120円に引き上げた。

セグメント別概況

吸水性樹脂セグメント

 売上高324億3500万円(前年同期比5.0%減)、営業利益11億5300万円(同66.2%減)。売上高は、前年同期における中国市場での販売数量の一時的な増加や、当期における顧客での在庫調整などにより、減収となった。営業利益は、販売数量の減少に加えて、原料価格や物流費の上昇により、減益となった。

機能化学品セグメント

 売上高94億6800万円(前年同期比7.2%増)、営業利益14億6300万円(同80.6%増)。医薬中間体や、ラテックス製品、粉末樹脂の販売数量が増加した。

ガス・エンジニアリングセグメント

 売上高は80億5700万円(前年同期比5.2%増)、営業利益11億7100万円(同29.0%増)。エレクトロニクスガスの販売数量が増加。

その他セグメント(人材派遣業務等)

 売上高は2億3800万円(前年同期比2.9%減)、営業損失は6100万円の赤字。