東邦アセチレン 各種産業ガス価格を値上げ
現行価格に対し10%以上、溶解アセチレンは15%以上の値上げ
東邦アセチレンは、酸素、窒素、アルゴン、混合ガス、水素ガス、液化炭酸ガス、溶解アセチレンなどの産業ガスの価格を値上げする。改定時期は2022年8月22日出荷分より、但し、溶解アセチレンは、2022年9月1日出荷分より。
改定幅は、現行価格に対して10%以上、但し、溶解アセチレンは、現行価格に対して15%以上。
東邦アセチレンは、近年の原油・天然ガス・石炭等の価格急騰による電気料金の大幅な上昇をはじめ、製造設備維持管理に必要な各種鋼材価格、物流コストの上昇等による急速な採算悪化を受け、各種産業ガスの価格改定を進めてきた。
しかしながら、その後もロシア・ウクライナ情勢を背景に、エネルギーコストは上昇を続けており、更には急速な円安の進行もあり、製造や物流コストが大幅に上昇し、同社によれば「未だかつてない厳しい収益状況」となっている。
今後もコスト削減を推進するが、企業努力のみで吸収することは極めて困難であり、事業継続のために、この度価格改定をお願いするとしている。