岩谷産業、事業継続計画に関する表彰「BCAO アワード 2021」の優秀実践賞、企業防災賞を受賞
「マルヰガスグループの地域防災と BCP の取組」
岩谷産業は、「マルヰガスグループの地域防災と BCP の取組」が評価され、「BCAO アワード 2021」の優先実践賞、企業防災賞を受賞した。本アワードは、特定非営利活動法人 事業継続推進機構(以下「BCAO」)が、日本の事業継続の普及・実践等に貢献した個人・企業を表彰するもので、2006 年度に創設され今回で 16 回目となる制度。また、8 月 23 日、BCAO が主催する 8 月度月例オープン勉強会にて、岩谷産業の取り組み内容を発表した。
【受賞内容の活動】
岩谷産業の LP ガス販売組織「全国マルヰ会」は、1995 年の阪神・淡路大震災を機に、被災地のマルヰガス利用世帯の LP ガス設備の早期復旧を目的に、全国約 3,600 名の LP ガス有資格者で構成した「MaruiGas 災害救援隊」を発足した。現在までに、地震や水害などの被災地に延べ出動回数は 31 回、人数は 2,004 名の出動実績がある。
また、災害に強い LP ガスの特性を生かして、LP ガス非常用発電機を共同開発し、全国97 カ所ある自社の LPG センターのうち、耐震補強と LP ガス非常用発電機を設置した 53カ所を LPG 基幹センターとして運営。さらには、LP ガスの可搬性を生かし、医療機関、福祉施設、学校などに向け、非常時の燃料・電源として活用する提案も実施している。
これらの活動が評価され、優先実践賞、企業防災賞を受賞したもの。
岩谷産業ではこれからも重要なライフラインを担う事業者として、LP ガスの安定供給の強化や被災地への MaruiGas 災害救援隊の派遣、さらには LP ガス非常用発電機を活用した提案を行い、地域の防災と事業継続の取り組みに貢献する。