日本エア・リキードが「エア・リキードMK神戸空港前水素ステーション」を開設

一般ＦＣＶに加え、タクシーやバスなどの商用ＦＣＶやFCトラックによる利用を想定

　日本エア・リキードは、2023年5月10日（水）午前9時30分から、兵庫県神戸市中央区に燃料電池自動車（以下、ＦＣＶ）用の水素ステーションを開設した。

　「エア・リキードMK神戸空港前水素ステーション」は、従来の一般ＦＣＶに加えて、タクシーやバスなどの商用ＦＣＶ、さらに将来的にFCトラックによる利用を想定しており、地域の商用FCVの拠点を目指す。

　日本エア・リキードの神戸七宮水素ステーション（神戸市兵庫区）とあわせて、神戸市内で二基体制で営業することで、定期自主検査に伴う長期休業を避ける営業体制を構築する。また、近隣の事業者との連携により、一般のユーザーにもより利用しやすいサービスを提供するとしている。

　「エア・リキードMK神戸空港前水素ステーション」は、日本エア・リキードと日本水素ステーションネットワーク合同会社（以下、ＪＨｙＭ)が共同で整備する水素ステーションで、この２社が共同運営する12ヵ所目になる。

　同ステーションの建設にあたっては、経済産業省の「燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金」、兵庫県の「兵庫県水素ステーション整備事業補助金」、さらに神戸市の「神戸市水素供給設備整備補助金」を活用した。