日本酸素HDが日本 IR 協議会 「“共感!” IR 賞」を受賞

あらゆるステークホルダーと建設的に対話

 日本酸素ホールディングスは、一般社団法人 日本 IR 協議会が選定する IR 優良企業賞 2023 において、「“共感!”IR 賞」(以下、共感賞)を受賞した。

「共感賞」は、積極的な IR 活動を共有し、ベストプラクティスの実現をめざすことを目的として 2020 年に新設された賞。2023 年のテーマは「IR部門の人材育成とパワーアップのための取り組み」で、IR 優良企業賞 2023 の応募企業のうち、「共感賞」にエントリーした 199 社による互選投票の結果、日本酸素ホールディングスを含む上位 21社が選定された。

 日本酸素ホールディングスでは、あらゆるステークホルダーとの代表的なコミュニケーションツールとして、統合報告書を積極的に活用している。部門横断的に組織化した「統合報告書製作委員会」(ヘッド:常務執行役員 財務・経理室長 兼 CFO 委員:20 名程度)が中心となって、グループの事業会社各社と協力して、執筆・編集を行っており、作られた統合報告書を社内外に向けて周知・説明している。

 社内向けでは、経営トップによるタウンホールミーティング、紹介動画、社内報や人事部主催の階層別研修などの機会に周知・説明を行っている。また、社外向けでは、10 社を超える国内外の機関投資家との自主的なフィードバック面談、ウェブサイト上での読者アンケートを実施。こうした活動を通じて得たコメントを、翌年以降の製作活動に活かしていく改善サイクルを回す。

 株主・投資家を含む、あらゆるステークホルダーとのコミュニケーションを通じて得た、学び、知見、要請を、取締役、事業責任者と情報共有し、ディスカッションを行うことで事業運営に反映。2022 年 4月から、社長 CEO が四半期ごとの決算電話会議でスピーカー及び主な質疑応答者を務め、また、同年 12月から、常務執行役員 サステナビリティ統括室長 兼 CSO がスピーカーを務める「サステナビリティテーマ IR カンファレンス」を開催する等、資本市場との定期的な接点を設けるように心がけている。

 こうした活動を通して、グループ内の結束を強め、あらゆるステークホルダーと建設的に対話する姿勢に応募企業、審査員から共感が寄せられ、今回の受賞となった。

日本 IR 協議会ホームページURL:https://www.jira.or.jp/