岩谷産業が産業ガスを値上げ
2024年4月出荷分より、15~25%程度
岩谷産業は、産業ガスの価格を2024年4月出荷分より改定する。対象はエアセパレートガス、炭酸ガス、ドライアイス、ヘリウムガス、標準ガス、レーザーガスなどで、15~25%程度の値上げとなる。
改定理由は「調達価格や物流経費の上昇等による」。岩谷産業では「産業ガスの品質確保と安定供給対応として様々な取り組みを行い、安心して使用いただける体制を構築するよう努めてきた。しかしながら、調達コストの上昇や 2024 年 4 月 1 日に予定されている労働基準法の改正による物流コストの上昇も避けられない事から、安定供給・品質・保安を維持するためには弊社の企業努力だけでは困難な状況となり、価格改定をお願いすることとした」としている。