理研計器、ポータブル型マルチ毒性ガス検知器「SC-9000」を発売

アンモニア、フッ化水素、塩素、塩化水素、オゾン、シラン、ホスフィンなど最大3種類の毒性ガスセンサを1台で同時検知可能

 理研計器は、2024年7月から新型のポータブル型マルチ毒性ガス検知器「SC-9000」の受注を開始した。出荷開始予定は8月、販売目標台数は1000台。半導体工場などで使用されるアンモニア、フッ化水素、塩素、塩化水素、オゾン、シラン、ホスフィンなど、最大3種類の毒性ガスを同時検知可能で、ポンプ吸引により吸着性の強い毒性ガスでも素早く確実に検知できる。毒性ガスセンサの多彩なラインアップ、優れた耐久性、本質安全防爆構造により、石油化学プラント、船舶、自動車工場、燻蒸など様々な用途に合わせて検知対象ガスを選択可能。

ポータブル型マルチ毒性ガス検知器 「SC-9000」
ポータブル型マルチ毒性ガス検知器 「SC-9000」

 従来、3台のガス検知器が必要だった現場作業が「SC-9000」1台で対応でき、ガスセンサの組み合わせは 300 通り以上。耐久性・パフォーマンスに優れ、ガスセンサ保証は最大3年。本質安全防爆構造、防塵防水(IP66/68 相当)、1.5m落下耐久を実現した。Bluetooth®搭載し、専用アプリ「RK Link」によりスマホと連動、警報時メール送信機能などに加え、ワンタッチで測定データを保存可能なスナップログボタンを搭載。